KINGDOMHEART〜欄外妄想

ロクサス
「え、まあ…。考えてなかったな」
ソラ＼r
「なんかすごいな。心があるみたいだ」
アクセル
「俺も、ロクサスといると心があるみたいに感じる」ロクサス
「へえー。そんなこと思ってたんだ」
アクセル
「へへ、まあな」
ロクサス
「ふふ、じゃあ気が紛れないうちに戻るか」
ロクサスはそう言い残してソラに戻った。ソラとロクサスの体が水色の光を帯びて、ロクサスは消えた。
アクセル
「戻っちまった」
ソラ＼r
「俺がいるだろ？」
アクセル
「お前じゃ何か物足りないが、しょーがないか」
ソラ＼r
「なんだよ、それ」
アクセル
「はは。うっせ」
２人が話していた時、岩だなから降りてくるメンバーがいた。今度はラクシーヌが来た。
ソラ＼r
「協力してくれるのか？」ラクシーヌ
「私は、ここから出たいだけよ。協力する気なんてないわ」
ソラ＼r
「うーん、まあいいか」
ソラは２、３歩離れ、キーブレードを鍵穴に向けた。
すると、ラクシーヌの周りでパチパチという音が響き、それはやがて雷のようなすさまじい音に変わった。いきなり音がやんだかと思うと、ラクシーヌは手にナイフを持っていた。
そのナイフも、今までより一回り大きかった。