涼宮ハルヒの進級(SOS団とは別のお話)(エスカルゴンさん作) - 27 | ケステーズ - 二次小説・SS投稿

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涼宮ハルヒの進級27(SOS団とは別のお話)

『わかった。気を付けて』気を付けてって言われてもまだ明るいぞ。     「ああ、すまんな」   『いいって。んじゃまた』と言って、電話を切った。良い友達を持ったな。我ながら素晴らしい。プライベート仕様の自転車に乗って石塚宅へ行く。10分くらいかな。自転車をこぎながら親にメールを打つ。『石塚宅へ避難するから、帰ったらメールちょうだい』っとこれでいいかな。誤字脱字がないか確認して、送信っと。それにしても、明るい時間が長くなったな。そして、このポカポカ陽気。眠くなるぜ。今年も、毎月かかる病に感染するのかと、思いを馳せていたら、石塚宅に到着。一軒家の二階建。今日で、来るのは二、三回目かな。インターホンを押す。遠くの方で、お馴染みの音が鳴った。しばらくすると、石塚が出てきた。「おう、いらっしゃい」 「おじゃまします」   ホントだぜ、と呟く石塚を無視して、図々しく家に上がる。この時間は、石塚両親はいない筈だ。    「いらっしゃーい」   キッチンの方から女の人の声が聞こえた。そういえば姉貴がいたんだっけ。二階にある石塚の部屋へ向う。と、ここで一つ疑問が。 「お前のお姉ちゃんって免許持ってんの?」

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