涼宮ハルヒの進級(SOS団とは別のお話)(エスカルゴンさん作) - 1 | ケステーズ - 二次小説・SS投稿

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涼宮ハルヒの進級?(SOS団とは別のお話)

そうこうしているうちに担任の教師が入ってきて会話が終わった。空気を読め。担任が自己紹介をおえ、いよいよこの時がきた。出席番号順に各自、自己紹介をしていく。一週間も前から色々考え、ついにみんなの前で言うときがきた。最高の自己紹介を。そして、石塚の番が来た。石塚は雌雄を決する戦に臨む戦国武将の面持ちで立ち上がった。そして、普通の自己紹介をして席に着いた。    「負け犬め」      そう言ってやった。期待させといて普通の自己紹介をする奴なんか負け犬だ。 「クソッ」       ふふふ…悔しかろう。だが事実だから仕方ない。しばらくしてついに俺の番が来た。          「この世で最高の自己紹介をくらえ」       そう石塚に言い放ち、自信満々で起立する。そして…                        自己紹介をおえ着席した。「負け犬め」      石塚がほざいてる。でも、否定できない。なんせ俺は負け犬だからな。一週間の努力は無駄になった訳だ。自分の肝の小ささを悔いるのみである。      「なぁ、あれ」     窓の外を指差して石塚が言った。俺はそっちに目をやる。どれどれ。

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