ヒグラシのなく頃に(消滅編)(クリスタルパロディンさん作) - 187 | ケステーズ - 二次小説・SS投稿

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ヒグラシのなく頃に(消滅編其の二百ニ)

(不可抗力・・生物が・・抵抗することすらあきらめた・・力・・絶対的な力)
(ヤメロ・・)
(創造世界はもうすぐ終わる・・不可抗力が世界を覆った時・・お前は神になれるのだ)
(ナリタクナイ・・ソンナモノ・・)
(お前は・・抹消世界を生きる資格のある・・vanishment(消滅者)の一人・・まぁ見ていろ神と悪魔の力・・ここに見せよう・・抗う力など・・最初から存在しない・・)
(ヤメロ・・モウヤメテクれぇ!僕からもう・・何もとるなぁぁぁ!)

ノアサの声が聞こえた気がした悲痛な叫び声・・・・
俺はゴルフクラブを持っていた、家にはさすがにこの位しか武器と呼べるものはなかった
学校に向かう・・ノアサ・・今・・助けてやる!
みんながすでに待っていた
「圭ちゃん・・来たね・・」
いつもの雰囲気とはみんな違った、それを言ったら俺もなんだが・・
「みんなは武器は何を持ってきたんだ?」
レナを見た・・鉈・・ダム工事のゴミ漁りをしていた時に使ったものだ・・
レナと鉈・・相変わらずのアンバランスさを感じる・・
魅音と梨花ちゃんを見た手元には何も持ってないように見える
「私は・・もう、あっちで用意してもらってるからね・・一応、もう一つ護身用にこれ・・」
スタンガン・・かなり改造してるように見える・・梨花ちゃんは・・どうやら祭具殿の鍬を使うみたいだ
「私は昨日の内に境内の内部にトラップを仕掛けましたわ・・でも、あまり期待しないで下さいませ・・ノアサさんの考えならわかりますが・・アンサーの考えまでは・・とても・・でも、かかればそれなりに時間稼ぎになりますわ・・」
そう言って沙都子の手元を見る・・金属バットを持ってる・・底には悟史と書かれていた
「それは・・」
「にぃにぃのです・・これがあれば、なんとかなる気がして・・」

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