14
作者:SS投稿作品用
とある無能力者と超能力者 2-13
それは最後に「御坂」ではなく「美琴」と言ったことである。
そしてこの話からすると2人は付き合っているようにしか思えないのだ。
そこに当麻はこそ気づかなかったが、佐天涙子という女の子はそんな甘い隙を突いてくるのだ。
「上条さん?」佐天が話しかけて来たので、感動したのかと思ったが、それは違った。
「上条さんと御坂さんって付き合ってるんですね?よ~しすぐに初春と作戦会議を開かないといけませんね!とりあえずメールっと。」
ここにフリーズしている男子高校生が1人。
「あの~佐天?」
カタカタカタカタ。
「何ですか?上条さん?よ~し、送信!」
ピッという音。そして送信完了して光る佐天の携帯の前方。
「良かったですね!!あっさっきはいきなり泣き出しちゃってすいません。自分が情けなくてショックを受けただけです。
まっ、そんなことは良いんで早く初春と御坂さんと合流しましょう!」
・・・・当麻は・・・・・死を覚悟した。
・・・この創作話が御坂には伝わるだろう。・・・・と。