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作者:SS投稿作品用
MASKED RIDER BLACK
〜秋月杏子の試練〜#001
クライシス帝国が滅んでから5年が過ぎた。
南光太郎は、小さな修理会社「キャピトラ」のエンジニアとして就職。彼は以前共に旅をしていたサム・スピードとケイト・クリスティ、そしてこの会社の社長であり、彼の養父であった秋月総一郎の友人、立花藤兵衛と共に、平和な生活を送っていた。
この日の光太郎は、とてもルン?気分だった。なぜなら、以前ゴルゴムの侵略から逃げる為渡米した秋月杏子、紀田克美の二人が帰国すると連絡があったからだ。
「二人とも、元気かな。楽しみだな。」
彼は早く仕事を終わらせ、サム、ケイトと共に空港へ向かった。
ロビーでしばらく待機していたが、待ち合わせの時間になっても二人は来ない。
「遅いわね二人とも。」
ケイトが口を開いたそのときだった。3人の耳に声が。
「光太郎さぁ〜ん、サムーッ、ケイトーッ!」
「遅くなってごめ〜ん!」
振り向く3人。
「杏子ちゃん!克美さん!」
「二人ともお帰り!元気だった?」
「どうだったかい?アメリカでの生活。」
再会を喜び合う5人。しかし、彼らは知るよしも無かったのである。これから起こる悲劇を…。
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