ヒグラシのなく頃に(消滅編)(クリスタルパロディンさん作) - 137 | ケステーズ - 二次小説・SS投稿

サイトトップ >> ヒグラシのなく頃に(消滅編)(クリスタルパロディンさん作) >> 137

137

ヒグラシのなく頃に(消滅編其の百五十三)

「ノアサ・・」
「あうあう、ミナぁ・・」
羽入がものすごい不安げな声を出していた
「羽入・・ノアサのことお願いね?」
「はいです!」
そう言って羽入もノアサの後をついていくように行った、不意に後ろから声がした
「行ったのか?あいつ。」
ユユの声だ・・どうやら起きたばかりみたいだ
「うん、大丈夫・・あの子、ああ見えて芯はしっかりしてるから」
「どうかな?もろいぜ・・結構」
ユユは少し上を向いて話していた
「まだ、鼻血でる?」
「いやっ・・」
無愛想な答
「もう・・あんな登場の仕方はやめてくれ・・心臓に悪い・・」
「ふふ、ごめん・・・・」
「ミナ・・もしかして・・泣いてるのか?」
「えっ?」
「だって、お前さ・・辛い時・・結構おふざけがすぎるタイプだし・・また・・嫌なこと・・されたのか?」
ミナ目は心なしか少し光ってるような感じがした
「ユユには隠し事できないね・・」
「サマ見つけの名人をなめんなっての・・人の表情を読み取るのはプロだぜ」
「ごめん・・わたし・・嘘つきなの・・」
私の知ってるミナと違う儚い声
「知ってる・・」
ユユはなんだと言う感じで上を見つづけている

ランキング

検索

投稿・ユーザ登録

プライバシーポリシ - 利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス