ヒグラシのなく頃に(消滅編)(クリスタルパロディンさん作) - 126 | ケステーズ - 二次小説・SS投稿

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ヒグラシのなく頃に(消滅編其の百四十一)

「やっと寝ちゃったみたいね・・・・羽入起きてる?」
「はいです・・二人のやり取りは見てて飽きないのですよ・・・」
羽入?違う、これは昔の羽入?
「そうね、ふふっ、ユユの策を見破るのにずっとユユの手ばかり見てるんですもの、私がイカサマしてるって気づけば一発なのに・・」
「教えてあげてもよかったんじゃないのですか?最後のほうなんて泣きべそかいてましたですよ」
「わかってないわね羽入、それが楽しみなんじゃない、ああぁ、ノアサの泣き顔ユユの寝顔、カメラがあったら撮って永久保存しておきたいわぁ」
「ミナは性格が悪いのです・・」
「あらぁ、羽入よく言うじゃない、あなただってノアサが泣いてた時はこぉんな顔してたのよ、ヨダレたらして・・」
私を見て羽入が赤くなる
「そそっそんな顔してないのです!ミナ嫌いなのです!」
「ふふっ、ゴメンゴメン」
一体どんな顔してたの?
どうやら話の口調からするに今、羽入が話しているいたずらっぽい口調の女が鷹野ミナみたいだ・・そして、今寝ている二人の内、泣きながら寝てるのが、ノアサ、そして、もう1人・・完全に緊張感のかけらも感じられない男の子が柊ユウキという事か・・

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