ヒグラシのなく頃に(消滅編)(クリスタルパロディンさん作) - 121 | ケステーズ - 二次小説・SS投稿

サイトトップ >> ヒグラシのなく頃に(消滅編)(クリスタルパロディンさん作) >> 121

121

ヒグラシのなく頃に(消滅編其の百三十六)

「圭ちゃん・・」
「もう1人・・残ってたな・・確か・・」
そう言って魅音に近づく・・
「やめろ!魅音に・・手を・・出すな・・」
「ノアサ・・アンタ・・もしかして・・」
(ドゴッ!)無言で一発!(ベカッ)二発!(ドガッ!)三発!
「やめろぉぉ!」
「うっ、うう」
「これで・・証明出来た・・」
こいつは!こいつはぁぁ!
「これでわかった?幸せなんてこんな簡単に壊れちゃう・・お前ら・・ばか?」
「うおぉぉ!」
俺は後ろ手を縛られた状態でそのまま野木に突っ込んだ・・
(ドン!)
「ぐっ!」
思いっきり後の手に力を入れる縄がほどけた!
「お前!おまえぇぇ!」
まず腹に一撃!次に顔!そして足!思いっきり踏みつけた!
「クソ野朗ぅぅ!クソ野朗!」
「ふふふ・・その程度、全然痛くないんだけど?」
殴られながら笑ってるこの野郎!
「死ね!お前はしねぇぇ!」
顔を集中的に殴った・・何度も何度も力の限り!
「圭ちゃん・・やめて・・」
後ろからの声・・魅音だった
「どうして!止める!こいつは!」
「やりすぎだよ・・ノアサ・・死んじゃう・・」
「お前は自分がこいつに何されたのかわかってんのか?」
「違う・・ノアサは・・」
「くくくく、こんな状況でおしゃべりとは・・もてますねぇ、先輩・・くくく」
「まだ足らねぇのかぁぁ!この野郎ぉぉ!」
(ドン!)腹に重い一撃・・・(グシャ!)鈍い音・・血が染み出してきた・・それっきり動かない・・
「これでいい・・」
ノアサは小さくつぶやく・・
「魅音・・行くぞ」
「あっ、ああ・・」
魅音の縄をほどき、沙都子の縄もほどく・・思ったよりゆるめだった・・
「ノアサ・・は?」
「もう、あいつに関わるな・・帰ったら・・すぐに警察に電話だ・・」
沙都子はまだ気絶している・・俺は背負った
「行こう・・」
魅音は無言でうなずく・・

ランキング

検索

投稿・ユーザ登録

プライバシーポリシ - 利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス