ヒグラシのなく頃に(消滅編)(クリスタルパロディンさん作) - 65 | ケステーズ - 二次小説・SS投稿

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ヒグラシのなく頃に(消滅編其の八十二)

「今日ね友達がたっくさんできたんだよ、ぼくにだよ!このぼくに!前原圭一さんって言う人と園崎魅音さんっていう、てか魅音さんはミナの友達だって聞いたよ!もぉ、教えてくれたってよかったのに?」
(ふふっ、ゴメンゴメン、それで何があったの?)
ミナの声が聞こえた気がした・・
「それでね、今日沙都子って子と仲良くなったんだ、かなり照れ屋さん、まるでユユを女の子にしたみたいな感じ」
(おい、なんで俺が照れ屋なんだ?)
おっ、ユユの声も聞こえる・・
「とにかく、今日ね学校でトラップ大会ってのやったの、」
(俺は無視か!)
(ふふっ、それで?)
「ぼくね、最初は窓側から入るのがベストだと思ってさ、そこに石投げてトラップ六個発動させたんだよ!そこにすばやく入る!よける!決まったと思ったね!」
(どうせその後、石灰の粉でも降ってきたんだろ?お前いつも詰めがあめぇからな)
「なんでわかるのさぁ?そうだよぉ、まぁ沙都子ちゃんがいなけりゃとっくに罠にはまって脱落ってことになってたよぉ」
(・・ってことは脱落しなかったのね?)
「そう!そう!そのおかげでなんとか校長室にたどり着いてね!そしたら校長が仁王立ちで立っててそこを突破しないとクリアできなかったんだ!」
(校長?それが何で難しいんだ?さっさと取っちまえばいいじゃねぇか?)
「それがさ、校長は武術の達人で世界を修行して回った、とんでもない経歴の持ち主でさ」
(そりゃすげ―や)
(そう、でもノアサもあれの達人ですもの引けは取らなかったのよね?)
「そうだよ!ぼくも頑張ったもん!繰り返し来るパンチ、キックをよけて、よけてまた、よけて!最後はぼくの勝利さ!」
(凄―い!)
(やるじゃん!)
「へへっ、もっと誉めて誉めて!」
(調子にのんな!)
「ははっ、そしてね、景品でこれもらったの、ユユの愛用トランプの新しいやつ、足らなかった分、補給したんだ!これで完璧だよ!」
(それは凄いですわねぇ、くくっ・・)
(みぃ・・ノアサは偉いのです)
「えっ・・」
みぃって・・ですわって・・ミナとユユは・・こんな喋り方・・しない・・えっ・・

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