ヒグラシのなく頃に(消滅編)(クリスタルパロディンさん作) - 58 | ケステーズ - 二次小説・SS投稿

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ヒグラシのなく頃に(消滅編其の七十五)

「校長は武道の達人なのです」
梨花ちゃんが答えるそれに続く形で今度は沙都子ちゃんが・・
「若い頃は世界を修行して回って武術の奥義を極めきったといつも豪語してますわ」
「へぇぇそりゃ凄い人が・・校長になったもんだ、でもそれと今の状況と何の関係が?」
「わからない?校長の後ろ・・そこにボールがあるんだよつまり・・」
「校長を何とか攻略しなければこのゲーム・・終らない・・でしてよ!」
「へぇ・・そりゃたいへんだ」
そうか・・そうなんだ・・
「ノアサさん!なに、人ごとみたいな顔してますの!私たちもやばいんですのよ!」
「ふふっ、そうか・・そうだよね、ぼくたちやばいんだ・・」
「笑ってる暇があるなら!この状況を何とかする方法を考えてくださいまし!」
沙都子ちゃんは慌ててる、前原さんも何か色々考えてるみたいだ・・ふふっ、
「はは、やばい時こそ笑ってろってね、ここはぼくに任せてくれない?」
「えっ、」
そういうとぼくの体は早く校長室の前に踊り出る・・いやっ、違う今からホントに踊るんだ・・
魅音さんと梨花ちゃんは何か察したらしく,じっとその様子をみてる
「ノアサさん!またさっきみたいに突っ走るのはおやめなさい!」
沙都子ちゃんが止めに入るしかし魅音さんがそれを腕で制止する
「ははっ、世界を回って何かをしてたのは、校長だけじゃないってね!」
「何者!お主?」
「野木アサトと申します・・どうかよろしく・・」
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