ヒグラシのなく頃に(消滅編)(クリスタルパロディンさん作) - 52 | ケステーズ - 二次小説・SS投稿

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ヒグラシのなく頃に(消滅編其の六十九)

「それじゃ・・!」
「ちょっと待った!」
声の方向を見ると前原さんが声高く叫んでいた
「なに・・圭ちゃん」
「トラップを作った奴も参加してんだろ?そういう奴は最初から有利じゃねぇか!」
なるほど、的を射った質問だと思った・・しかし当の魅音さんは何だそんなことかといった感じで、不敵に笑ってる・・次に答えたのは沙都子ちゃんだった
「ほっほっ、忘れまして、圭一さん?トラップは手を少し加えるだけで全く違うトラップに変わりますのよ!」
なんのこっちゃ?そう思いながら聞いていたが回りの反応は違ったみたいだ・・
「そういことかよ・・」
「ほっほっほっ、今回は皆さんの行動パターンを総まとめにしたトラップの数々でございますからね!グレードがいつものと全然違いましてよ!」
周りがどよめく・・僕はおとといにくらったあのトラップを思い出す・・確かあのせいで僕は制服のズボンに穴をあけてしまうことになったんだ。
(まぁ、おかげでいいことがあったのだが・・)
「ほぉ、沙都子も自身満々だねぇ・・」
魅音さんが笑いながら沙都子ちゃんを見ている沙都子ちゃんはその異様な様子に気がついたみたいだ・・
「まさか・・魅ぃ魅ぃ・・なにか・・しましたの?」
「はは、小細工が得意なのは沙都子だけじゃないってね、おじさんも昨日はがんばったんだから!そして全てのボ―ルを一番早く集めた者は・・うれしい景品があるからね!」
いや、あの、みんな・・なんか・・盛り上がってるみたいなんですけど・・これって
学校は許してくれるの?
「今日は千絵先生は研修に行ってて休みなのです。」
聞き覚えのある声・・ふと、横を見ると梨花ちゃんだった。

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