ヒグラシのなく頃に(消滅編)(クリスタルパロディンさん作) - 47 | ケステーズ - 二次小説・SS投稿

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ヒグラシのなく頃に(消滅編其の六十四)

「ノアサ・・一体いつからそこに?」
「前原さんが悲鳴を上げたところから、盛り上がってたんでずっと話し掛けるタイミングを待ってたんです・・」
魅音はなおも嬉しそうな顔をしている、無理もない昨日の騒動の原因の二人が一同にそろったのだ、こいつにとっては願ってもないシュチュエーションだろ・・
「おっはよう、ノアサいやぁ、昨日は大変だったねぇ、びっくりしたでしょう?圭ちゃん意外と強引なとこあるから」
おいっ、ノアサにはしゃれになってねぇぞ・・
「ええ、もの凄く強引で、あと少しで取り返しのつかないことに・・」
「おい!待て・・」
ノアサの肩を思いっきり強く握る
「痛いんですけど・・」
「せめてお前は俺をフォローするとかねぇのか?」
「多分ないです」
あっさりとした答え
「おまえぇぇ!」
「圭ちゃんもうあきらめなって、」
魅音がニヤニヤしながら言う
「何をだ!そう言ったら!ノアサだって梨花ちゃんの事があるぞ!」
そう、昨日のあの姿があまりにインパクトが強すぎたせいか、みんなそのことを忘れてる
「うっ・・」
ノアサの顔が曇った!
「そうだねぇ、昨日だってせっかくのお弁当梨花が用意してくれてたのに、急に学校バックれちゃうしねぇ・・」
「えっ、嘘・・」
知らなかったみたいだ・・な・・
「お酒も入ってたみたいだしなぁ?よぉくお前の好みを理解してたみたいだったぞ・・ノアサ・・」
よしっ!完全に立場が入れ替わった!
「さぁ、ノアサ君困ったことになったねぇ・・箱入り娘を奪うって並大抵のことじゃないんだよぉ?」
魅音は相変わらず楽しんでいるどうやら・・楽しめれば俺でなくてもいいらしい・・
「あー、でも、ぼくは・・そんなつもりで・・」
目が凄い泳いでる・・ここまでくるとからかい甲斐があるってもんだ
「そんなつもりでって?そしたらどんなつもりだったんだ?」
「だって、ぼくは・・」
「ぼくは?」
そう言って後ずさったとき(チャリン)何かが落ちた、魅音がそれに気づき・・拾う

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