ヒグラシのなく頃に(消滅編)(クリスタルパロディンさん作) - 42 | ケステーズ - 二次小説・SS投稿

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ヒグラシのなく頃に(消滅編其の五十九)

「あれぇ、野木君・・その子知り合い?」
最初に沈黙「を破ったのは近くにいたほかのウェイトレスさんだった
「いや、あの・・学校の・・・クラスメイトです・・」
ノアサがおずおずと答える・・俺はこんなのに・・はうはうしてたのか・・・
「ってことは雛見沢村の人?」
俺に聞いてきたので・・こくりとうなずく・・
「よかったぁ!野木君これ!」
そう言ってノアサの前にとてつもなく大きいビニール袋が置かれる
(どさっ!)
「今日の店長のから!今日は君のおかげで繁盛したからありがとうって!」
「これって・・こんな一杯!」
「安藤さんからのも入ってるよ!今いないからよろしくって!」
「えっ?宗さんは今どこに?」
「オーナーと一緒に麻雀に行ったみたいだよ」
「えっ!じゃあ・・帰りは・・」
そう言って俺を三回転して指差し・・
「だからよかったっていったんだよぉ!」
「えっ・・」
「雛見沢村まで!よろしく!」
えええー!

何を・・どこで間違った・・・俺はでかい荷物を持たされたまま・・男・・いや女装したノアサと歩くことに・・なってしまった・・・(ガサガサ)でかい荷物がやけに重い・・・
「ってか!なんだ!お前その格好!女物の服じゃねぇか!」
「仕方・・ないでしょう・・・制服・・宗さんが持ってちゃったんだから・・」
「つうか・・あんまくっつくな・・暑苦しい・・」
腕を持ったまましがみつく・・
「こうしないと僕が男だってこと丸わかりでしょう・・」
「声がでかい!俺だって男と歩いてるなんて思われたくねぇよ!」
「だったら!黙ってればいいんですよ!」
その声に少しムカッとした俺は・・ビニール袋を取り上げ
「つうかこれ何が入ってんだよ!重たすぎだろ!」
「あっ!見ないでくださいよ!」
ビニール袋を開いてみる中には色とりどりのビン・・そうだ、親父の私室に置いてある・・・
ウィスキーやワインに同じ様なものを・・見たことが・・

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