ヒグラシのなく頃に(消滅編)(クリスタルパロディンさん作) - 35 | ケステーズ - 二次小説・SS投稿

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ヒグラシのなく頃に(消滅編其の五十)

至って普通の店内・・・そう・・そのはずなんだが・・いや、あのちょっと・・・店員・・
さん?・・先にびっくりしたのは店員さんの格好だった・・全て女性で・・・・その・・目のやり場に困る・・・ううぅ・・
「アサ公さん女の人苦手やったよなぁ・・そろそろこういう事に慣れへんと・・」
最悪だコイツ・・やっと慣れはじめたところだったのに・・・全てブチコワスキカ・・・
「安藤さんじゃないですか!あれっ?今日はお子さん連れかい?」
スーツを着たおじさんがやってきたどうやらここの経営者みたいだ
「やはっはぁ、まぁそんなもんですわ!この子の社会科見学も兼ねてますねん!」
「へぇええ、安藤さんに子供がいたはねぇ、独り身の代名詞みたいな人が」
「あっ、ひどいですわ、よっさん!たまには独り身が寂しゅうて子供の1人でも作りますわ!」
かなり下品な会話だ・・・周り引いてんぞ・・あれ?何でいつの間に僕の周りにウェイトレスが・・・
「かわいい!君いくつ?」
「えっ、その・・じゅう・・ろく・・です・・」
目のやり場に困るからそんなに近づかないで・・
「ええ!高校生?見えなぁい、」
「私も!小学生にしか見えないよぉ」
「あっ、はい・・童顔だって・・よく言われますぅ・・」
ダメだ温度が上がって・・・
「あっ、この子照れてるぅ!かわいい!」
「えっ、見せて見せて!ホントだ!あっかーい!」
「見せて見せて!」
どんどん、集まってくるやばいってこれ!確かに女の子に囲まれての食事は夢だけど!いきなりレベルが高すぎるぅぅ!
宗さんに助けを求める・・宗さんはこちらの目線に気づいたみたいで、こっちを笑いながら見てる・・っておい!笑ってないで助けろやぁ!
「はいはい、安藤さんのお子さんが困ってるだろ?仕事に戻りなさい、」
その声に反応するように女の子達が去っていく・・助かった・・しかしまだ1人の女の子が残っている・・
「あのご注文は?」
その子はそう聞いてきた・・よかった・・まともだ・・

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