ヒグラシのなく頃に(消滅編)(クリスタルパロディンさん作) - 34 | ケステーズ - 二次小説・SS投稿

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ヒグラシのなく頃に(消滅編其の四十九)

「へっきぅしょん!」
「どないした風邪か?」
「アンタが飛ばしすぎなんじゃないですか?」
「ははっ、アサ公にもわかって欲しいなこの風のすばらしさを・・なっ!」
僕に同意を求められても・・・困るんだけど・・・
けど・・なんだ?なんか背中がゾクッとしたんだが・・・気のせいか
環境が急に変わったからかも知れない・・知った人に会ったからその疲れが今来たのかも・・
「てかっ!宗さんの行きたい店はまだなんですか!?」
「もうすぐや!この角曲がったら見えてくるでぇ!」
やがて言われたとおりの角が目の前に・・、
視界が開けた・・そこにあったのはコンクリートで出来たありきたりな洋食屋のようだ
看板には(エンジェルモート)
宗さんは俺を先に降ろすと駐車場らしき場所にバイクを止める
俺のとこに来てにやりと一言
「今日は貸切や・・うへへぇ平日にこんな時間に来る奴もおらへんさかいなぁ・・アサ公さん今日は楽しみましょうやぁ・・」
明らかに・・何か僕のリアクションを狙ってる・・なんだってんだ・・一体・・・?
促されるまま店の中に入る

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