ヒグラシのなく頃に(消滅編)(クリスタルパロディンさん作) - 17 | ケステーズ - 二次小説・SS投稿

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ヒグラシのなく頃に(消滅編其の二十四)

「さぁさぁ!どうしてくれよう!野木君・・乙女に恥じかかせた責任どうとってくれようか!」

イヤびしって指突き立てられても・・・・てか・・・なんもしらない人が聞いたら誤解・・されるな・・あきらかに・・・
「さぁ・・!さぁ!」
「魅音そうスゴムなって・・・おびえてんじゃねぇか・・」
・・あっ、ああ・・・・
「圭ちゃんは黙ってて!」
引っ込まないでって・・・
「いや、あの・・・」
「ほら!男ならはっきりする!」
たっ頼むから・・・それ以上・・ちか・・づかないで・・
「ほら!どうすんの!やるの?やらないの!?」
「おっ、俺は・・なにも悪くない!俺は何も悪くない!何でも俺のせいにすんなよ!責任ばっかりおれに・・・」
「なっなに・・・急に?」
完全に引いてる・・・
くそっ・・・病気が!
「すっ、すみません!」
ガラガラと扉を開けた・・・暑い日差しの中・・俺は走った・・涙が少し出てきた
走った・・やがて・・・自分の使ってる木造の建築物がみえてきた・・そこに入り・・
毛布にくるまる・・・
「俺が・・・悪いんじゃないんだから・・俺は悪くない・・仕方ない・・・仕方ないんだ・・・
俺は・・何も悪くない・・俺は何も何も何も何も何も何も何も何も何も何も・・」
体中の温度が上がっていく・・・
ぬめっとしたものが体全体を覆っていく
どこに行こうが・・何をしようが・・俺は・・・逃れられない・・・・
わかってた・・わかりきった・・事だった・・・レナって子のことがわかれば・・すぐにでも・・俺は・・・俺は・・
(ノアサ・・・わたしぃ・・好きな人が出来ちゃいました!へへっ、)
(へぇ・・一体誰なの?・・・その人・・)
(それはねぇ・・)
「僕は・・・世界一の卑怯者だよ・・」

しばらく・・・何も考えないように・・しよう・・・真っ白だ・・・ほんとに・・真っ白・・・・

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