虚無と無限の剣製者(ゼロ使×Fateクロスオーバー)(神薙麗一さん作) - 5 | ケステーズ - 二次小説・SS投稿

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虚無と無限の剣製者6(ゼロ使×Fateクロスオーバー)

「あんた、なんなのよ!!」キレられた。
(そんなこと言われても困るんだけどな…
「気がついたらここにいたんだが?」
当たり前の疑問を口にしてみる。
「う…、それは…」
「ここは、何処なんだ?見た感じ日本じゃなさそうだけど」
遠くに石造りの城がある時点で日本じゃ無いこと確定だしな。
「日本?どこの田舎よそれ」
「…は?」
「ここは、トリステイン。彼の有名なトリステイン魔法学院よ」
トリステイン?聞いたこともないけど…それに魔法?「…魔法?魔術じゃなくて?」
「魔術?なにそれ?魔法に決まってるじゃない」
(まさか…)
ここにきて、士郎は自分がどこにいるのか気づき始めていた。
「ちょっと聞きたいんだけど」
「何よ」
「今現在、存在する魔法使いの人数は4人であってる?」
士郎は士郎の知識によれば魔法は現在五つしかなく、それを扱える『魔法使い』は今や4人しかいないのだ…
「はぁ?貴族は全員メイジなんだから数え切れないほどいるに決まってるじゃない」
なに言ってんのコイツって目で見られた…
(って事はやっぱり…平行世界…なのか?)
ここが、異世界だとすれば、魔術を知らないのも頷ける。
それに、異世界へ移動できる『魔法』に心当たりがある。
「あの…、ルイズ…さん?」
「なによ」
「今更だけど、俺…を召喚したりした?」
「そうよ。はぁ、何で私の使い魔は人間…しかも、女の子なのかしら…どうせなら男の子の方が…ゲフンゲフン。
かっこいいのがよかったのに。ドラゴンとか、グリフォンとか…。せめてワシとか…」
ルイズはおもいっきりため息をついた。
そして…
「まぁ、召喚しちゃったんだから仕方ないわ。私の使い魔として働いて貰うわよ!」
(やっぱり…)
「あっ…そう言えばあんたの名前、聞いてなかったわよね。私はルイズ・ド・ラ・ヴァリエール。今日からあんたの御主人様よ。…で?あんた名前は?」
名前を聞いてきた。
(どうしようか…)
本来ならば『衛宮士郎』と名乗るべきなのだろうが、今は(なぜか)女だし、士郎と言う名は合わないだろう。
(だからって、親父に貰った『衛宮』の姓を捨てることは出来ない)
とすれば、『士郎』の方を変えるか…
『士郎』の音に近い名前を記憶から探る。
(…よし!!)
「俺の名前は…




シオン…。衛宮 志遠だ」こうして…『ゼロ』のルイズと、『錬鉄の魔術師』衛宮士郎(改め衛宮志遠)は出逢った…

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