ネギとゼロのクロス(クルシスさん作) - 17 | ケステーズ - 二次小説・SS投稿

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ネギとゼロのクロス 18

「まぁ、それはいいとして、とっととみんなを集めてこい。帰るんだろう?」
「あ、ちょっと待ってください。こっちでお世話になった人達にお礼を言いたいんです」
そういいネギは走り出そうとした。すると・・・
「ネギ?あんたそこで何やってんのよ。ていうかその子誰?」
反対側からルイズがやってきた。
「あ、ルイズさん!師匠、紹介しますね。この人はルイズさんと言いまして、この魔法学校の生徒です。ルイズさん、こちらはエヴァンジェリンさんと言いまして、僕の師匠です。とても強い魔法使いなんですよ」
と、ネギはお互いを紹介した。しかしその紹介にルイズは
「はぁ!こんなちっちゃいのに師匠!?冗談でしょ!?」
エヴァンジェリンを疑わしい目で見た。
「・・・ほぅ、そうか。・・・お前こそ頭の悪そうな面をしているな。さぞ落ちこぼれているだろうなぁ」
エヴァンジェリンは不適な笑みを見せ、ルイズに言い返してきた。
「な!!お、おぉぉ落ちこぼれですってぇ!!ふ、ふん、あんたなんてホントはめっちゃくち弱いんでしょう!ネギもかわいそうよね、こんな子供のお遊びにつきあわされてるなんて」
「(プチ)・・・いいだろう。ならば私の力見せてやろう。ボーヤ!」
「は、はい!!」
ルイズと言い合っていたエヴァンジェリンは突然ネギを呼んだ。いやな予感がするのは間違いではないだろう。
「いい機会だ。今私は登校地獄の呪いと学園の結界から解放されていて全力を出すことができる。だから・・・これから私と特訓だ!」
「や、やっぱりぃ!!本当にやるんですか!?」
「当たり前だ!こんな機会滅多にないんだからな!」
「あぅぅ〜」
ムキになったエヴァンジェリンはもう止められない。ネギにはそれに従う以外に道はなかった。

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