ネギとゼロのクロス(クルシスさん作) - 15 | ケステーズ - 二次小説・SS投稿

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ネギとゼロのクロス 16

フーケの一件があった翌日。ネギは一人で広場を散歩していた。
「はぁ、昨日は大変だったなぁ。本当にいろいろと」
ネギが言ったいろいろとは、フーケを捕まえた後のことだ。



フーケを捕まえた後、学院長に引き渡しに行った。するとフーケは実は学院長自身が町の酒場で見つけて雇った女性だったらしい。その雇った経緯を話しオスマンはそこにいた人達に白い目で見られていた。話が終わり、学院長室学院長室を出たあと、ルイズにが言い寄ってきたのだ。
「さて、聞かせてもらいましょうか?あんた達は一体何者なの?あのすごい魔法はいったい何なの?あんなの見たことも聞いたこともないわよ!」 「ちょっと待ってください!そんなに一気に聞かれたら答えられないですよ!」
「そうよ、ルイズ。少し落ち着きなさい」
キュルケにたしなめられて少しは話しやすくなった。
「それでは順を追って話していきますから」
そうして、ネギの話が始まった。



「話をするぶんにはよかったんですけど、ルイズさん途中で何度も口を挟んできて説明を終えるまで予想以上時間がかかっちゃいました」
昨日の事を思い出しため息をつく。
「それにしても、こっちの世界に来て三日ですか。この三日間、元の世界に戻る手掛かりは全くなしです。早く帰る方法を見つけなくちゃ!そういえば皆さん、心配してるかな。いいんちょさんなんか心配性だからなぁ」自分たちの状況を何とかしなくてはいけないのについ他の人の心配をしてしまう。
そんなことを考えていると
「ああ、みんな心配していた。ちなみに委員長は気を失って倒れていたぞ」
「!!」
後ろから聞き覚えのある、しかしここにいるはずのない人(人じゃないけど)の声が聞こえた。振り向くとそこにいたのは
「ま、師匠(マスター)!?」
そう、ネギの師匠であるエヴァンジェリンが不適な笑みをしてそこにいた。

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