ネギとゼロのクロス(クルシスさん作) - 14 | ケステーズ - 二次小説・SS投稿

サイトトップ >> ネギとゼロのクロス(クルシスさん作) >> 14

14

ネギとゼロのクロス 15

「!?」
フーケはネギが何かしようとしていることに気づくとゴーレムに命じ逃げようとした。しかし・・・・・「逃がさないわよ!てりゃぁぁ!!!」
「ここは通しません!斬岩剣!!!」
逃げようと走り出したゴーレムの正面に回り込み二人の剣により足を破壊され動きを止められた。
「アスナさん!」
「ええ!」
二人は合図をするとバッとゴーレムから離れた。すると・・・
「これで終わりです。
雷の暴風!!」
ネギの声とともにその名の通りの雷を纏った暴風が放たれ、ゴーレムに直撃した。するとゴーレムは頭部分を残し破壊され吹き飛ばされた。残された頭部分も地に落ちると再生することなく土にかえった。
「うぅ、な、なんて威力よ。私のゴーレムが一撃で吹き飛ばされるなんて。でも、破壊の杖はいただいたんだからこれ以上長居する必要ないわ。ボーヤ!次に会ったときは覚悟しなさい!じゃあね!」
そう言いフーケは木箱を抱えて走り出した。
「ネギ!」
「わかってます!
ラス・テル マ・スキル
マギステル
風の精霊11柱 縛鎖となりて 敵を捕まえろ
魔法の射手 戒めの風矢!」
するとネギから魔法の矢が放たれ、高速でフーケに向かった。直撃するとそれはダメージを与えることなくフーケの体に絡みつき動きを封じた。その拍子に持っていた木箱を落としてしまった。
「な!ちょっと、何なのよこれ!こらボーヤ、これ解きなさい!」
フーケはどうにか振りほどこうともがくがそれはびくともしなかった。
「さぁ、このあなたが盗んだものは返してもらいますよ」
ネギはフーケのそばに落ちていた木箱を持ち上げた。
「あと、何かするかもしれませんのでしばらく眠っていてもらいますね。ラス・テル マ・スキル
マギステル
大気よ 水よ 白霧となりこの者に一時の安息を」
「な!ちょっと、ぅ・・・」
ネギの魔法を受けるとフーケは寝てしまった。
「さぁ、この人を学院長に引き渡しにいきましょう」
「そうですね」
「速く引き渡しに行きましょう!」
「ネギ君、ご苦労様。怪我してへんか?」
ネギが振り向くとアスナ達が近づいてきてそれぞれが言葉をかけてきてくれた。しかしルイズ達はネギ達のその様子を見たまま固まって動かなかった。

ランキング

検索

投稿・ユーザ登録

プライバシーポリシ - 利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス