ネギとゼロのクロス(クルシスさん作) - 12 | ケステーズ - 二次小説・SS投稿

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ネギとゼロのクロス 13

その夜、借りていた教室で勉強を終えて自分達の部屋に戻るときのこと。「昼間のネギが先生だって聞いたときのみんなの唖然とした顔、なかなかだったわよね」
「私達も最初ネギ先生が来て先生だと聞いたときは同じ顔をしていたんでしょうね」
「そうやなぁ。結構驚いたもんなぁ」
「あれって驚いてたんですか?みなさんの反応に驚いたのは僕の方ですよ」
みんなが昔のことを思いだし笑い合っていた。
「そうだ、木乃香さん、昼間はありがとうございました。庇ってくれて」
「そんなぁ、ええよ。うちはうちが思ったこと言っただけなんやし」
「・・・それでも、ありがとうございました」
「ネギ君・・・」
二人は見つめ合ったまま動かない。なにやらそこには二人の世界が形成されつつあるように見えた。
「ねぇ刹那さん。何だか私達だけのけ者にされてるような気がするんだけど」
「アスナさんもですか?実は私もです」
二人はジィッとネギと木乃香をみていたが二人の視線に気づくことはなかった。そんな時だ。
ズドォォン!!!
「な、なに!?」
「わ、わかりません!」
「あっちからです!」
ネギは土煙が上がっている方を指し、駆け出した。
「ち、ちょっと待ちなさいよネギ!」
「ネギ先生!一人では危険です!」
「ネギ君、待ってぇな」
アスナ達も走り出したネギの後を追うため走り出した。
ネギを追い走りつづけると校舎の裏についた。そこにいたのは校舎にパンチをして穴をあけていた・・・・・・・・巨大なゴーレムだった。
「で、でか!!」
「こんな大きなゴーレムがなぜ!?」
ネギ達が驚いていると、少し離れたところから三人、ネギ達の方に走ってきた。その中の一人には見覚えがあった。
「あんた達、こんなところで何やってんのよ!」
「ルイズさん!これはいったい!?」
「こっちか知りたいわよ!とにかくあんた達は邪魔だから下がってなさい!」
そう言いルイズはゴーレムに向き直って杖を構えた。
「そんな!僕達も手伝います!」
「邪魔だって言ってんでしょ!だいたい、あんた達みたいな平民に何ができんのよ!」
「・・・・この子は平民ではない。階級を付けるなら貴族と同等」
ネギ達が言い合っていると三人の中で一番小さいメガネをした女の子が割って入ってきた。
「はぁ!どういう事よタバサ!」
「そういえばルイズ、あんた昼の決闘の時いなかったわね」
今度は一番長身の巨乳の女性が言ってきた。
「決闘!?どういう事なのキュルケ!」

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