ネギとゼロのクロス(クルシスさん作) - 4 | ケステーズ - 二次小説・SS投稿

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ネギとゼロのクロス 5

「はて、チキュウとな?それは一体何なんじゃ?」
「「「は?」」」
オスマンの返答にアスナ達は唖然とした。
(もしかして年取り過ぎてぼけてるとか、それともふざけてるの?)
「あんたさっきからなに訳の分からないことばっか言ってんのよ。ニホンだとかチキュウだとか。それって何なのよ」
ルイズの口調を聞く限り、どうやらぼけてるわけでもふざけているわけでもないようだ。
「やっぱり・・・そうなんだ」
ネギは納得したといったような顔をしていた。
「ちょっとネギ!なに一人で納得してんのよ!どういうことかちゃんと説明しなさいよ!」
「・・・わかりました」
そう言うとネギはみんなを見渡し話し始めた。
「どうやら僕達は僕達がいた世界とは違う世界に来てしまったようです」
「「「・・・・・・は?」」」
「君達のいた世界・・・・とな?」
「はぁ!?何それ?異世界ってやつ?物語じゃないんだからそんなのある訳ないじゃない!」
ルイズが『何いってんのこいつ。頭おかしいんじゃないの』みたいな目でネギを見てきた。いや、みたいじゃなく本当にそう思っているのだろうが。
「信じて貰えないのも仕方ありませんが事実です。それに証拠とは言えませんが、オスマンさん。この世界の人たちは魔法の存在を知っていますか?」
「うむ。どんなに田舎でも知らない者などそうはおるまい」
「・・・僕達の世界にも確かに魔法は存在します。しかし魔法が実在していることを知っている人なんてほとんどいませんでした」
「なんと・・・」
オスマンはふむと考え込んでしまった。
「オールド・オスマン!こいつの話を信じるのですか!?」
「ミス・ヴァリエール、君にはこの少年が嘘をいっているように見えるのかね?儂にはそうは見えん」
「そ、それは・・・」
確かにルイズにもネギが嘘をいっているようには見えない。しかし異世界など物語の中でしかしらないのだ。
「わかった。君のいっていることを信じよう。初めにもいったがこちらもできるかぎりの事はしよう。元の世界に戻るときまでこの学院で生活するといい」
「ありがとうございます」「他に何か必要なことがあったら何でもいってくれてかまわんよ」
「そうですか?では早速なんですが・・・・・他の生徒達が終わってからでもかまいませんので教室を貸していただけませんか?」

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