ネギとゼロのクロス(クルシスさん作) - 0 | ケステーズ - 二次小説・SS投稿

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ネギとゼロのクロス 1

サモンサーヴァント、それは学園でメイジが2年生に上がるときに行う伝統的な行事だ。この日、一人の少女がサモンサーヴァントを行った。普通ならここで自らの使い魔し、契約を結び、サモンサーヴァントが終了する・・・ハズだった。





「誰よ・・・・・・あんた達」
「「「「・・・はい?」」」」
普通サモンサーヴァントとは単体のものを召喚するのであり、複数を召喚するものではない。この時サモンサーヴァントで召喚されたのは少年が一人と・・・・・少女が三人だった。
「ネギ先生、ここは一体どこなのでしょう?」
剣客らしき少女がネギといった少年に聞く。
「さ、さぁ、僕にもここがどこかは・・・」
「なんですって!!じゃあどうやって帰ればいいっていうのよ!!」
「お、落ち着いてください!!」
「これが落ち着いていられるか!!」
ツインテールの少女がネギにつかみかかりグラグラと勢いよく揺らした。「まぁまぁ、アスナもそないいわんと。ちょっと冷静になろ、な?」
「お嬢様の言うとおりです。アスナさん、こんな時だからこそ冷静にならなくては」
「う、わかったわよ…」
他の二人の少女にたしなめられアスナと呼ばれた少女も渋々ネギから手を離した。
「だ〜か〜ら〜、あんた達は一体なんだっていうのよ!!!」
少女はいきなり怒鳴った。
「え?え〜と、そうですね。自己紹介がまだでしたね。僕はネギ・スプリングフィールドと言います。そちらにいるのは神楽坂明日菜さん、近衛木乃香さん、桜咲刹那さんです」
「よろしく」
「よろしくな」
「ま、よろしくね」
アスナ達もそれぞれ挨拶をする。
「それで、あなたは?」
「え?る、ルイズよ。ルイズ・フランソワーズ・ル・ド・ラ・ヴァリエール・・・・って、そうじゃなぁい!!!!」
ネギの純粋な笑顔によりつい答えてしまった。
「私がいいたいのは何であんた達が召喚されんのかってことよ!それも平民で四人も!」
「さ、さぁ?いきなり目の前に光の入り口みたいなものが現れて、アスナさんがそれに触ったら引きずり込まれそうになったのでみんなで助けようとしたのですが結局引きずり込まれてしまいまして今に至った訳です」
「よく分からないものに触ってんじゃないわよ!」
「し、しょうがないじゃない!なんか気になっちゃったんだから!」
「あぁもぅ!!ミスタ・コルベール」
ルイズはコルベールといった教師に向き直った。「もう一度サモンサーヴァントのやり直しを要求します!!」

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