とある無能力者と超能力者(エドラドさん作) - 6 | ケステーズ - 二次小説・SS投稿

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とある無能力者と超能力者 2-5

「昨日の風紀委員の仕事でね、相手がレベル3の空間移動者と発火能力者だったから、流石の黒子も手こずっちゃったらしいわ。

少し手に炎を喰らっちゃって今は病院で寝てるの。

んで、カロリー控えめ、お肌に悪くないお菓子をとかうるさくってね。」

「ほ~そりゃ大変そうだな~。でも何で上条さん何ですか?

常盤台のお嬢様ならそういうのがお嬢さま伝手にわかるんじゃないのか?」

と当麻は聞く。確かに常盤台中学に通っている御坂美琴はかなりの金持ちである。


過去には、貧乏な上条さんから考えると驚きの一個2000円もするホットドッグはおごってくれたりということもあった。

(そういうお嬢様なら常盤台の中で、色々な人からそういう食いもんの店の話とか聞かないのかな・・?)
そう思って言おうとした直後、

「あたしはカロリーとか気にしないし、クレープ食べ歩きとかもするくらいだしねっ♪」

(・・すっ・すごいのか・・?)そう思った上条だが、それを心の奥に閉まった。
そして、すぐに

「まぁいいけどよ、どこがいいんだよ?俺はそんな分かんねえぞ?」

と当麻は御坂に言ったが、御坂はそんなことは気にしない。

「いいからいいから行くわよっ!」

元気そうな御坂を見ると、断るに断れない性格である当麻は一緒に行くことになった。

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