もみじ ハッピーエンドじゃないと許せない(ユグドラシルさん作) - 18 | ケステーズ - 二次小説・SS投稿

サイトトップ >> もみじ ハッピーエンドじゃないと許せない(ユグドラシルさん作) >> 18

18

もみじ  ハッピーエンドじゃないと許せない 20

「椛・・・俺は・・・」
「和人さん・・・」
椛は、そっと俺の手に触れた。
「椛・・・俺とおまえは、以外と似ているな」
「・・・・・・」
「しかし、お前はいつか誰かを好きになるかもしれない。でも、俺は・・・」
「和人さん・・・そんなこと・・・ありません・・・」
椛は、俺の手をギュッと握った。
「椛・・・」
俺と椛は、自然と見つめあう状態になった。
・・・トントントン・・・
ドアをノックする音がした。
「誰だ?」
「静流です」
「・・・何の用だ?この時間は、緊急な要件でない限り部屋には来るなと言ってあるはずだが?」
「だから、緊急なんです」
そのとき、ドアの外から真理の声がした。
「静流さん、わざわざ和人様の部屋に呼び出すなんて、何事なの?あなたが叱られるのは勝手だけど・・・」
「いいからいいから。とにかく失礼しま〜す」
静流は、勝手にドアを開けて入ってきた。
「・・・・・・」
椛が、静流に会釈する。
「あらあら?なんだかいい雰囲気のところを邪魔しちゃったかしら?」
静流は椛が俺の手を握っているところを見てなにやらいつも以上にニコニコとしていた。
「・・・!」
椛はまだ自分が俺の手を握っていることに気づいて顔を赤くしパッと手を放した。
「ふふふ、でも椛ちゃんもいたのね。ちょうどよかった」
「・・・・・・」
知っているくせに、白々しい。
「申し訳ございません、和人様・・・」
真理が、静流に続いてはいってきた。
「・・・・・・」
「・・・・・・」
真理は椛の会釈に、冷たい一瞥を返した。

ランキング

検索

投稿・ユーザ登録

プライバシーポリシ - 利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス