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作者:SS投稿作品用
ヒグラシのなく頃に(消滅編其の九)
完全にこうこつな表情・・・それに結構足が速いみたいだ・・・全然距離が縮まんない・・
こういう時・・あの時は・・どうしてたっけ?
そうだ確か・・・(正攻法で戦えない相手にゃ電撃作戦が利くのよ考える間をあたえねぇこった)
そう・・突然の何か・・・ここに何がある・・・木・・木に囲まれた森林・・・
よく燃える・・・か・・・
「kiero」
それを唱えた途端一本の木の根本が一瞬激しく燃えた・・そしてそれが倒れてくる・・・・
茶毛の女の子の顔が一瞬正気に戻ったそこで猛ダッシュ沙都子って言う子を捕まえる・・・
一瞬横を見た・・・見てしまった・・・
あきらかに茶毛の子が・・・俺のほうを・・ものすごい・・さめた目・・・で見てた・・
「なんて目で見てんだよぉ・・・おい!」
押してしまった・・・そして・・・女の子は木の下敷きに・・・・・・
(ドシャ―ン!)
一瞬思考が止まった・・・・・・・・・
また・・・またなのかよ・・おい・・・・