ネギとゼロのクロス(クルシスさん作) - 13 | ケステーズ - 二次小説・SS投稿

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ネギとゼロのクロス 14

「その子ね、昼間、ギーシュと決闘して勝っちゃったのよ」
「こいつがあのギーシュに!?」
ルイズは信じられないといった目でネギを見た。「そう。おまけに魔法を使ってね」
「ま、魔法!?ち、ちょっと待ちなさいよ!だってこいつ・・・」
「あぁもう!!今はそんなこといってる場合じゃないでしょ!?速くあいつを何とかしないと!!」
痺れを切らしたアスナが大声を出した。
「あんた達が何もしないんなら私たちでやるから!ネギ、いくわよ!」
「はい!」
そう言いネギ達はゴーレムに向かっていった。後ろでルイズが何かいっていたようだが後回しにする。
「「「アデアット!」」」
そう言いアスナは手からハマノツルギ(完全版)を出した。刹那は持っていた刀を鞘から抜いて構える。木乃香は扇を両手にもちネギ達から少し離れた所で止まった。
「ネギ!ゴーレムの上に誰か乗ってる!」
見ると確かにそこにはローブを着た誰かが乗っていた。
「私は『土塊』のフーケ。この学園の宝、破壊の杖は貰った!」
フーケと名乗った者はそう言い木箱を掲げた。
「フーケ?破壊の杖?よくわからないけどそれは返してもらいます!」
「ふ、やれるものならやってみろ!」
その言葉にネギ達は動き出した。
「ラス・テル マ・スキル マギステル
光の精霊45柱 集い来たりて 敵を射て
魔法の射手 光の45矢!」ネギの手から光の矢が放たれゴーレムを襲う。しかしそれはガードしたゴーレムの腕を破壊しただけで全壊させるには至らなかった。しかもその腕は再生して元の形に戻ってしまった。
「この程度の魔法じゃダメか!」
アスナと刹那も両足を切り落としたがそれもすぐに再生してしまった。
「ネギ先生!どうやら一気に破壊しなくてはすぐに再生してしまうようです。私とアスナさんで引きつけておきますので決めてください!」
「わかりました!」
ネギが応えるとアスナ達はゴーレムの前に立ちはだかり牽制しだした。
「りゃぁぁ!!」
「神鳴流剣術奥義、斬岩剣!!」
アスナと刹那がともに刃繰り出しゴーレムを攻撃する。しかしやはり傷ついた所は数秒のうちに再生して元通りに戻ってしまった。それでもネギにとってはその数秒は魔法の詠唱をするのには十分な時間だった。
「ラス・テル マ・スキル マギステル
来れ雷精 風の精
雷を纏いて 吹きすさべ 南洋の嵐」
ネギの周りには風が吹き、雷がほとばしった。
「二人ともよけてください!一気に決めます!」

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