ゼロと双剣の使い魔(クルシスさん作) - 38 | ケステーズ - 二次小説・SS投稿

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ゼロと双剣の使い魔 39

ある夜、ルイズの部屋では、騒動が持ち上がっていた。
ルイズとキュルケはお互いに睨みあっている。
キュルケがロイドを手に入れるべくルイズの部屋に来たのだが、やはりというべきか、ルイズと言い争いになり今に至るというわけなのだ。
にしても、夜にもかかわらず2人ともかなりの大声で言い争っている。
近所迷惑もいいところだ。
(よく誰も文句言いに来ないな)
「いつものこと」
端のほうでことの成行きを見守っていたロイド。
その隣に座って本を読んでいたタバサがロイドの心を見透かしたように答えてきた。
「いつものことって、こんなこといつもやってるのか?」
「わりと」
短めに的確にこたえてくる。
(・・・なんだかタバサ見てるとプレセアを思い出してくるな)
そう思っていると、何やらルイズ達は決闘だのなんだの言いだしてきた。
ロイドはここにいると自分もまき込まれそうな予感がした。
なので、立ち上がりなるべく目立たないように部屋を出ていくことにした。
ふと見ると、隣で本を読んでいたタバサも立ち上がり、ロイドと一緒に部屋から出ていった。
(タバサも何も言わないけどやっぱりうるさかったんだろうな)
「お互い騒がしい奴が知り合いだと苦労するな」
タバサはそれに首を縦に振り同意を示した。

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