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作者:SS投稿作品用
ヒグラシのなく頃に(消滅編其の百七十五)
あっ、もっと面白いこと考えたぁ
「アンサー・ド・ノアの!サービスタァーイム!今からね僕の今の名前を書いた人に特別に火を消してあげるよ!壁に書いてね!自分の血で・・」
みんな一斉に壁に殺到する・・見苦しいな、見苦しいね・・
みんな書く・・書く・・あっ、あの子はアンサーまでかけた・・でも倒れちゃった・・
惜しいな・・あっ、あの子はノアまで書けたのに・・おっしいな・・
ははは楽しいな・・楽しいな・・みんな僕に助けを求めてる・・最高・・最高の優越感!
楽しい!たのしいぃぃ!
「やめ・・て・・・」
暗闇の中で僕の笑い声だけがはっきりと聞こえる・・正確には僕とは違うもう1人の声・・僕が生み出した嫉妬が形をなした・・悪魔・・
何度頼んでも・・やめはしない、僕に出来るのは・・逃げつづける・・ことだけ・・
世界中を・・逃げつづけろ・・邪魔にならないようにどこまでもどこまでも・・いつまで?