ゼロと双剣の使い魔(クルシスさん作) - 13 | ケステーズ - 二次小説・SS投稿

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ゼロと双剣の使い魔 14

「え?」
ルイズは立ち上がらない。どこか困っているようだった。
すると、キュルケが困った声で言った。
「先生、やめておいた方がいいと思いますけど・・・」
「どうしてですか?」
「危険です!」
きっぱりとしたその口調に同調するように教室の生徒みんなが同時に頷いた。
「大丈夫ですよ。彼女は努力家だと聞いています。さあ、ミス・ヴァリエール、気にしないでやってごらんなさい。失敗を恐れてはいけません」
「・・・わかりました」
ルイズは立ち上がり教壇の前にやってきて呪文を唱えた。
するとみんなもなぜかそれぞれ呪文を唱え障壁を作り出したり机の下に隠れたりした。
「な、なんだ?」
「あなたも隠れた方がいいわよ」
ロイドがおろおろしていると声が掛けられた。
見ると、障壁を作り出し終えたキュルケだった。
「なんでだ?」
「いいから、とりあえず急いだ方がいいわね」
何が何だかわからないがとりあえず机の下に隠れることにした。
(とりあえずみんなバリアみたいなのやってるから俺も粋護陣で防御しておくか)
その瞬間、何か爆発のような音とともに机が吹き飛んでしまった。
「!?」
ロイドはぎりぎりで防御技、粋護陣の展開に間に合いダメージを軽減することに成功した。
「なんなんだよ!?」
見ると、どうやらその原因は、ルイズだったようだ。
というかそこがいちばん被害が多いので、一目瞭然だった。
シュブルーズ先生は倒れたまま動かない。どうやら気絶しているようだ。
ルイズはというと、服がぼろぼろで、すすが付いて真っ黒くなっていた。
パンパンとすすを落とし、淡々とした声でいった。
「ちょっと失敗しちゃったみたいね」
『ちょっとじゃないだろ!!!』
教室中の生徒が一斉に突っ込んだその中にはロイドももちろん加わっていた。
ふと見ると、我関せずといったふうに黙々と読書をしている少女もいた。
(・・・なんつーか、大物だよな)
そう思ってしまう。
この後、部屋の後かたずけをルイズと一緒にロイドもさせられるはめになった。

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