ゼロと双剣の使い魔(クルシスさん作) - 4 | ケステーズ - 二次小説・SS投稿

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ゼロと双剣の使い魔 5

「で、使い魔ってなにするんだ?」
2人はルイズの部屋に戻ってきていた。
特に何かするというわけでもなくただ時間だけが過ぎていく。
そんな中、ふと疑問に思ったロイドはルイズに聞いてみた。
「え、あぁ、そうね、まず使い魔は主人の目となり、耳となる能力を与えられるわ」
「ん?どういうことだ?」
「使い魔が見たものは、主人も見ることができるのよ」
「ふぅん」
ロイドは窓に近づき外を眺める。
「・・・どうだ、見えたか?」
「・・・うーん、だめね、あんたじゃ無理みたい。私何も見えないもん」
「残念だったな」
「それから、使い魔は主人の望むものを見つけてくるのよ。例えば秘薬とか」
「秘薬ってなんだ?」
「特定の魔法を使うときに使用する触媒よ。硫黄とか、コケとか・・・」
「ふぅん」
(魔法使うのに触媒いるんだ。俺の世界とは違うな。硫黄って科学の授業で聞いたことあったな。どんなのか忘れたけど。コケはあの水辺にあるやつだよな)
「あんた、そんなの見つけてこれないでしょ!秘薬の存在すら知らないんだから!」
「ああ、そりゃ無理だな」
ルイズは苛立たしそうに言葉を続けた。

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