ゼロと双剣の使い魔(クルシスさん作) - 1 | ケステーズ - 二次小説・SS投稿

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ゼロと双剣の使い魔 2

(貴族って、大金持ちのことだっけ?そういえば、ゼロスも貴族なんっだっけな)
ルイズは手に持った小さな杖をロイドの目の前で振った。
「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。五つの力を司るペンタゴン。この者に祝福を与え、我が使い魔となせ」
何やら呪文らしき言葉を唱え始めた。
すっと杖をロイドの額に置いた。
そして逃げられないように両手でロイドの顔をガッチリとつかんだ。
「な、なにするんだ!?」
「いいからジッとしてなさい」
そしてルイズの顔が近づいてくる。
そして・・・
「うがーー!!!やめろっつーの!!!」
ルイズの唇がロイドの唇にくっつく瞬間ロイドは顔をそむけた。
「んっ!?」
そのせいでルイズの唇はロイドの頬にキスする結果になった。
「ちょっと!動くなって言ったでしょ!」
「動くっつーの!いきなりキスされそうになったんだから当たり前・・っ!?」
怒ってきたルイズに言い返そうとしたロイドは突然左手に痛みが走り顔をゆがめた。
「な、なんだこれ!?」
「使い魔のルーンが刻まれてるだけだからすぐすむわよ。っていうか頬だったんだけど成功するものなのね・・・」
「いや、刻むなよ!!俺の体に何したんだ!!」
「うるさいわね、ちょっと黙ってなさいよ」
すると、痛みは消えていった。
コルベールきてロイドの左手の甲を確かめるため、グローブを外した。
そこには甲に張り付いた石の下に見慣れない文字が刻まれていた。
「ふむ、これは・・・珍しいルーンが刻まれているね。それにこの石・・・手に張り付いているのか?」
「なんなんだよあんたら!!」
「ああ、すまないね。さて、みんなは教室に戻りなさい」
その言葉に周りの生徒達は飛んで行ってしまった。
「と、飛んだ!?」
(レアバードとか羽なしで!?)
「そりゃ飛ぶでしょ、メイジなんだから・・・っていうかその反応・・・まさか・・・」
「ミス・ヴァリエール、その話は学園長室でしましょう。君、ロイド君だったかな、まずは話がしたいので我々と一緒に来てくれないか?」
「・・・ああ、わかったよ」
ここであれこれしてもどうしようもないことは理解している。なのでとりあえず、2人についていくことにした。

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