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作者:SS投稿作品用
KINGDOMHEART〜欄外妄想
ソラ\r
「やっと最後の1人だ」
ゼムナスは2、3歩離れてうなずいた。他のメンバーはソラの後ろに下がった。
ソラはキーブレードを鍵穴に向けた。
鎖が外れ、ゼムナスの周りに重力がかかり、空気が歪んだ。空気の歪みが収まると、ゼムナスの手には剣の形になったエアリアルブレードが握られていた。
アクセル
「やっと全員そろったな」ソラ\r
「みんな、ありがとう」
ゼクシオン
「いいえ。こちらこそ、あなたに感謝しなくては」
デミックス
「俺たちを自由にしてくれた借りを返さないとな」
アクセル
「ああ、そのとおりだ。
あ、そうだ。王様?」
王様
「なんだい?」
アクセル
「あんた、さっき……器にしか出来ないことをしてほしいって言ってたよな?
それってなんなんだ?」
王様
「それは、信じてもらえるかわからないけど…」
シグバール
「気にするなよ。協力するって言った時点で俺たち、仲間なんだからよ」
ソラ\r
「そのとおり!」
アクセル
「へへ。あんたにしては、いいこと言うな」
シグバール
「こんなとこにいたら頭の1つや2つぐらいぶっ壊れちまうってもんだろ?」
アクセル
「はは。ぶっ壊れてた方がいいかもな」