68
作者:SS投稿作品用
KINGDOMHEART〜欄外妄想
ザルディン
「…残念だな」
ユフィ
「そんなことないよ。
あたしは、父さんに似てるとこがあって嬉しい」
ザルディンは微笑みユフィの頭をなでた。
ザルディン
「思ったよりいい子に育ったな」
ユフィ
「当たり前でしょ?
あたしはこの町一番のグレート忍者なんだから」
ザルディン
「ふ、母さんも同じことを言っていた」
ユフィ
「母さんもグレート忍者だったの?」
ザルディン
「いいや。失敗ばかりで、どうしようもない人だったらしい」
ユフィ
「ふぅーん…後であたしの忍術も見てみてよ」
ザルディン
「今でもかまわないが…」ユフィ
「いいの?」
ザルディン
「どうせ暇だろうからな」ザルディンがソラを見ると、ソラはウインクした。
ソラの隣にいたアクセルはハニカミながら手を振っている。ユフィが後ろを振り返ったときには何もしていなかった。
ユフィ
「じゃ、行こう!早く行こ!」
ユフィはザルディンの腕をつかんで外へ出た。
アクセル
「行ったな」
ソラ\r
「親子か。なんか、うらやましいな」
デミックス
「シグバールとザルディンにあんな秘密があったなんてな」
シグバール
「秘密と言っても軽いもんだったけどな」