涼宮ハルヒの進級(SOS団とは別のお話)(エスカルゴンさん作) - 19 | ケステーズ - 二次小説・SS投稿

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涼宮ハルヒの進級?(SOS団とは別のお話)

各一名、メンバー全五名、本日放課後に音楽室に集まってください。オーディションなど面倒なことは行わないのでじゃんじゃん参加してください!ちなみに私はベースを担当します。二年二組 麻生』っと、丸みを帯びた字で書かれている。用事もないし参加してみるかな。もし、参加した人が定員以上だったらどうするつもりなんだ。自分の机に戻ったら残しておいたはずの弁当が空になっている。まぁ犯人の見当は付いてるけど。お前だろ?石塚。「どうだった?人生の敗者は対象だった?」    「お陰さまで俺にも春がきたよ」         昼飯終了のチャイムがなって、机をもとの位置に戻した。そして今、俺は音楽室を目指している。なぜ、そんな事をしているかというと、放課後だからである。「ここか」       一息ついて、音楽室のドアを開けた。一人の女子生徒がベースを抱えて譜面を見ながら弾いていた。音が出てない。        「よかったぁ〜来てくれたんだね」        その、女子生徒がベースを壁に立て掛けてこっちに向かって来て、目の前で立ち止まった。やけに背が低いな。          「一年生だね、君採用!」

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