とある無能力者と超能力者(エドラドさん作) - 31 | ケステーズ - 二次小説・SS投稿

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とある無能力者と超能力者 4-3

「くそっ!」当麻は体に防御ために力を入れた。だが、黒子の蹴りは無かった。

真後ろでは、「ぐうぅぅ。だ、誰ですの?」という黒子の声が聞こえた。

「私はインデックスと、ショッピングとやらをしに来ただけなのですが、上条当麻。
あなたはこれをどうしたいのですか?」

彼女はインデックスと同じ必要悪の協会に属する、インデックスの元親友の神裂火織だった。

幸いにも神裂は当麻よりも圧倒的に強い聖人という存在で、世界には20人ほどしかいないほどである。

「また一人、邪魔が増えましたの。」
黒子は金属矢を取り、構える。

「上条当麻、インデックスはどこに?」

神裂の質問に当麻の解答は一つ。
「知らねえ」

神裂は呆れた様子で、
「はぁー。あなたはあの子がどれほど危険なものを持っているか、知っているでしょう?

しっかりしてください!彼女を退けたら、一緒にインデックスを探して貰いますよ。」

「ああ、わかった。」
その時、扉の裏で寝ていた美琴が静かに起きる。

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