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作者:SS投稿作品用
涼宮ハルヒの進級?(SOS団とは別のお話)
そこには古い昔風の校舎があった。俗に言う旧校舎的な物が建っていた。 「あれ、部室棟みたいじゃない?」 言われてみればそんな気がしなくもない。 「あぁそんな気がする」 石塚がその部室棟をまじまじと見ている。興味がわいたらしい。 「なぁ昼飯食ったらちょっと行ってみない?」 ふむ。飯を食った後は動きたくないが大切な親友の頼みだから聞くか。 「いいよ。暇だし」 「助かる」 感謝してもしきれんぞ。これで貸しを一つ返せた。あといくつだ?30くらいか?そうこうしているうちに。 昼飯の時間だ。俺が学校生活で一番幸せの時だ。この時間があるから学校に来ているようなものだ。 「なぁ、部室棟に何部が入ってるかわかるか?」 そんなの知るか。先生に聞け。 「うむぅ〜。屋内の部室が必要だから文化部じゃないかな?」 「だから何部?」 だから知らんて。行くんだからいいだろうよ。 「やっぱり入るなら同じ部がいいよな」 寂しいのか石塚。俺も寂しいけどな。同じに一票。これで二票だ。