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作者:SS投稿作品用
特捜戦隊デカレンジャーSPIRIT(#09)
「な…何!?こいつ、い…痛い…。」
急に男が苦しみ出した。
「ドギー見て、瞳の色が!」
「赤色に…変色しただと!?一体どういうことだ…。」
審査員、他の受験者もこれには目を丸くしていた。
「やられてたまるかぁーっ!!」
なんと美波は力ずくで相手の寝技を封じてしまった。
「き…貴様、よくもこの俺を侮辱しやがって、許さん、ゆるさぁーん!!」
怒り任せにかかってくる相手。しかし彼女は、冷静な判断でするりとよけた。
そして、鮮やかなパンチを決め、バトルは終了。相手はすっかり気絶しているようだ。
「勝者、近藤美波さん!!」
またもや歓声があがった。