ゼロと双剣の使い魔(クルシスさん作) - 30 | ケステーズ - 二次小説・SS投稿

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ゼロと双剣の使い魔 31

そのころある一室では。
「ちょっと、フレイム!どうしてダーリンつれてこないのよ!」
ダーリンとはロイドのことだ。
キュルケはロイドを部屋に呼ぶためフレイムを迎えに出したのだが、結局フレイムはロイドを見つけることができず、戻ってきてしまった。
「もう!この燃えたぎる情熱、どうすればいいっていうのよー!!!」
「キュルケ!誰の使い魔に手を出してんのよ・・・って、あれ?ロイドは?」
ルイズが、ドアを壊さんばかりの勢いで入ってきたが、ロイドがいないことに気づき、怒りが消えた。
「知らないわよ!私もフレイムに探させてたんだけど全然見つからないんだもの!」
「そう・・・ていうか探し出してどうするつもりだったのよ!人の使い魔に手を出したら許さないわよ!」
「ふん、恋愛は自由なのよ」
そう言いキュルケは立ち上がり、部屋を出ていった。
「ちょっと、どこいくのよ!?」
「決まってるでしょ?ダーリンを探し出して・・・ふふ、そこからはルイズにはまだ早いかしらね?」
「ななななにが、私には、はははやいですって!?」
「ふふ、さあ、なにがかしらね?」
「こ、こら、待ちなさいキュルケ!」
ルイズとキュルケはこのあとロイドを探すため学園中を探したが、結局発見できなかったため、あきらめて部屋に戻ることにした。
(本当は中庭にきてシルフィードを発見したのだが、ロイドはシルフィードの陰になっていたため見つけることが出来なかったのだ)
次の日、ロイドはルイズに理不尽な拷問じみた取調べをさせられた。

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