リリなの!?(東国の王さん作) - 4 | ケステーズ - 二次小説・SS投稿

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リリなの!? 第五話

決断してから早数ヶ月。
最初は少し走っただけで息切れを起こした貧弱な体だったが、今では毎日のトレーニングの成果かかなりの体力がついたし、力もついたと実感している。
もしかして、元いた世界での俺の体力を優に超してしまったのではないかと思うほどだ。
なぜかこっちに来てからの成長度は元の世界以上だと思えてしょうがない。
(いや、あっちで俺が怠惰な生活を送っていたせいかな?)
ま、なにはともあれ、俺は6歳という年齢で中学生並の体力がついた。
しかし、俺はふと思った。
いくら体を鍛えても魔法使い相手には、少し無理があるんじゃないか。
こちらの攻撃が相手に届く前に魔法で狙い撃ちされてはどうしようもない。
どうにかならないかと考えていると、ふと閃いた。
そうだ、「気」を使えるようにしよう。
そもそも、魔法があるんだから「気」だってあっても不思議じゃないよな。
というわけで、「気」を使えるようにするためのメニューとして、一般的なやり方として漫画に乗っていた精神統一を加えることにした。
それから数カ月が過ぎた。
「・・・やっぱ無理か」
あれから数えるのもばかばかしいと思うくらいの瞑想の数をこなしたが結局「気」の感覚なんてつかめなかった。
やっぱ無理なんかな?あ、でもネギまで「気」を使う人たちは長年の訓練の末ようやくみにつけるものとか言ってたような。
うーん、流石に初めて数ヶ月じゃ、できるはずないか。
ま、もうちょっと頑張ってみようか。
あ、でも、瞑想してるときに、何かのイメージを持ってやった方がいいかもしれないな。
うーん、何にしよう。

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