リリなの!?(東国の王さん作) - 1 | ケステーズ - 二次小説・SS投稿

サイトトップ >> リリなの!?(東国の王さん作) >> 1

リリなの!? 第二話

・・・オワタ
高町家の人々、海鳴市ここまでそろってちゃ、認めないわけにはいかないでしょ?
なにしろ海鳴市なんて俺のいた所じゃなかったし。
それにしてもよりによってリリなのの世界かよ。
めっちゃくちゃ戦闘多いアニメじゃん。
それも主人公のなのはに関わるなんて本当に危険じゃないかな。
友達に聞いたけど何年か後、なのはって『管理局の白い悪魔』なんて怖い二つ名で呼ばれるんだよな。
こんなかわいい子が、『悪魔』ですよ?
なぜに?どうせなら他にもあるだろう?たとえばスレイヤーズとかネギまとかFateとかスターオーシャンとかテイルズ系とか・・・あれ?むしろリリなのより危険じゃね?
スレイヤーズなんて魔王降臨するし、ネギまなんてバリバリ悪魔とかと戦ってるし、Fateなんて町全体を巻き込んだ戦争だし、スターオーシャンとか普通に宇宙だし、テイルズ系だって世界全体巻き込んだ危機が訪れるよね?
・・・もしかして、リリなのって俺が知ってる魔法物の話の中で一番安全だったりする?
いやいや!そりゃないでしょ!確かこれも結構町中巻き込んでるし。
俺がウーンウーンと唸っているとなのはが隣に来て心配そうな顔で見上げてくる。
「大丈夫?どこか痛いところでもあるの?」
「あ・・・い、いや、そんなことないけど」
「そう?よかった」
三歳児に心配される俺ってどうよ?
なのはのそう言って見せた笑顔に俺はホッと胸をなでおろす。
なぜかなのはの笑顔は見ているだけで和んでくる。
純粋な子なんだろうな。
ま、来ちゃったもんはしょうがないしな。
こうして、俺は高町家に厄介することになった。
「ねえ、柳夜くん、うちの養子にならない?」
「は?」
いきなり桃子さんからそう言われたのは高町家に厄介になってから1週間が過ぎた時だ。
「え!?柳夜くんうちの子になるの!?」
なのははそれを聞き、なぜか嬉しそうな顔をした。
「え?あ、ちょ、ちょっと!?」
「それじゃ、柳夜くんはわたしのお兄ちゃんになるんだね!」
そう言いなのはは満面の笑みを見せた。
なぜか、俺はなのはに気に入られているようでよくくっついてくる。
しかし、そういうときはいつも決まって恭也さんが睨んでくる。
つうか、シスコンもここまで来るとどうかともうが。
一度そのことを恭也さんに言ってみたところ。
「俺はシスコンじゃない!」
と怒鳴り木刀をふるってきた。

ランキング

検索

投稿・ユーザ登録

プライバシーポリシ - 利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス