ネギとゼロのクロス(クルシスさん作) - 1 | ケステーズ - 二次小説・SS投稿

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ネギとゼロのクロス 2

「残念ながら、その要求は受け入れられません。サモンサーヴァントは神聖な儀式なのです。あきらめなさい」
「そ、そんなぁ」
ルイズは見てわかるくらい大きな溜め息をもらし肩を落とした。
「あ、あの、一体どういう事なんですか」
ネギひ訳が分からないといった様子でコルベールに説明を求めた。
「君達にも悪いとは思うけどあきらめなさい」
「え?」
「さぁ、ミス・ヴァリエール。コントラクトサーヴァントを」
コルベールはネギの話を聞こうとせずどんどん話を進めていく。
「うぅ、わ、わかりました」
まだ納得していないようだったがルイズはコルベールに答えてネギに近づいてきた。
「ちょっとおとなしくしてなさいよ」
そう言い両手をネギの頬にそっと添えゆっくりと顔を近づけてきた。
「ぅえ?えぇぇ!!!ち、ちょっと待ってくださいよ!い、いきなり何を・・・」 「ちょっとだまんなさいよ。わ、私だって恥ずかしいんだから!」
そう言いさらに顔を近づけてきた。誰もがそれを見つめていた。アスナ達もそれを見ていた。ルイズのいきなりの行動に固まっているようだ。そうしている間にルイズとネギの唇はふれ「「「って、ちょっと待てぃ(待ちぃ)(待ちなさい)!!!」」」 ズビシッ!!!
「はぅ!」ズザザザッ!!!・・・・・・・・触れそうになった瞬間、奇跡的にも三人の意識は同時に覚醒し、これまた同時にルイズにつっこみを入れ突き飛ばしネギから遠ざけた。このときのルイズの飛距離約8メートル(三人ともかなり手加減した。多分本気なら100メートルは確実)だった。おぉ!っと周りから三人の息のあった行動に歓声が上がった。
「なっ!?痛いじゃない!何すんのよ!!」
突然のつっこみに驚きながらもいってきた。
「《何すんのよ》はこっちのせりふよ!何でいきなりネギにキスしようとしてんのよ!」
他の二人も《うんうん》と同意を示してきた。
「それは契約のためです。サモンサーヴァントにより召喚された者は召喚したものと契約の証に口付けを交わすのです」
ルイズに任せるとうまく説明できないと踏んでか、ただ説明したかっただけかわからないがコルベールが説明してきた。
「契約って、それを交わしたらどうなるんですか?」
「契約を交わすとあなた方はミス・ヴァリエールの従者になります」
「「「「・・・・・従者????」」」」 四人はその言葉に固まった。その言葉にはかなり聞き覚えがある。
「かなり不本意だけど、つまりあんた達は一生私の《下僕》になるという事よ」

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