涼宮ハルヒの進級(SOS団とは別のお話)(エスカルゴンさん作) - 8 | ケステーズ - 二次小説・SS投稿

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涼宮ハルヒの進級?(SOS団とは別のお話)

「うん、ドラムはかっこいいよね」        「俺だと尚更な」    「いや、ドラムはかっこいいよ」         わかったよ。乗ってやるよ。くやしいが。     「そうだね、ドラムはかっこいいよね」      ドラムはの部分を強めに言った。わかってるよ。俺はそんなに鈍くない。   「わかってるじゃん?」 そうこうしているうちに学校の駐輪所に着いた。自分の自転車の鍵を開けて自転車を引き抜く。手で押しながら、駐輪所から出る。先に出ていた石塚と合流して校門から出た。のはいいが、ここから駅までが遠い遠い。さらに、疲れる。幸い駅から自宅が近いからどうにか生きているようなもんだ。二人で自転車を漕いでる時は会話はなかった。駅に着いたら、契約している有料駐輪所に自転車を停めて、駅から電車に乗る。降りるべき駅を石塚に教えてもらって、駅の北口で別れた。ここまで来るとさすがにクタクタだ。足の痛みに耐えながら家に向かう。約五分程で到着。     「ただいま〜」     と、いつものように挨拶すると、いつもように遠くから妹が返事をする。   「おかえり〜」     自分の部屋に行く前に台所に向かおう。

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