KINGDOMHEART〜欄外妄想

シグバール
「おい、大丈夫か？」
ユフィ
「う…この顔やっぱり…」ソラ＼r
「何が見えたんだ？」
ユフィ
「写真に写ってた…父さんがいる…」
ソラ＼r
「え…」
デミックス
「子供いたのかよ!?」
ソラ＼r
「冗談じゃない…よな？」ユフィ
「本当だよ、本当に父さんがここに…」
ザルディン
「人違いだ」
ユフィは目を見開いて言った
ユフィ
「そんなことないよ！本当に写真に写ってた父さんだよ！」
ザルディン
「………」
ザルディンは何も言わずに立ち上がり玄関扉に向かった。
ユフィ
「どこ行くの？待って！」ユフィも立ち上がり、後を追っていった。ザルディンはユフィの言葉を聞かずに外に出ようとした。
シグバール
「待てよ。今まで２人で秘密にしてたこと、弟子仲間たちにも秘密にしてたこと、今言うときなんじゃないか？」
ゼクシオン
「秘密にしてたこと…」
ユフィ
「父さんなんでしょ？」
ザルディン
「……私を父と呼ぶな。
私はもうその資格はない」ユフィ
「どうして？」
ザルディン
「私は…お前と、お前の母さんを見捨てて闇に飲まれただらしない奴だ。心を持たない抜け殻だ」
ユフィ
「あたしは…会えてとても嬉しい…」