BLEACH~日乱~(ネタバレ注意)?(ァィ仔さん作) - 1 | ケステーズ - 二次小説・SS投稿

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BLEACH~日乱~?

松本が、出ていった。雛森には、悪いが松本が言ってくれた事が嬉しかった。松本だって、雛森と同じ立場なのに…松本の気持ちを考えると、胸が痛い。

「…雛森…俺は、藍染を許さねぇ。。…お前が言いたい事も…分かる…でも許す訳にはいかねぇ。」

「…ッ私のため?」

「……お前と………松本の為だ…俺は、市丸のヤローをぶっとばさねぇと、気がすまねぇ…」

「…大事なんだね…乱菊さんが………日番谷くん……ごめんね…私ッ自分の事ばっかりで…今はまだ無理だけど…藍染隊長の事…ちゃんとするから……」
「………あぁ…」
「早く、乱菊さんの所に行ってあげて!泣いてたから……」
「あぁ!…お前…ちゃんと寝ろよ!……総隊長…失礼します。」

俺は、雛森と総隊長に挨拶すると、急いで外に出た。霊圧を探る。「…海……」
俺は、走って海に向かった。



「…ッふ……グスッ」
浜辺に座り海のずっと向こうを見つめる。
…ギン……あんた何がしたいの……どうして、アタシの大切な人を傷付けるのよ。どうして、アタシを苦しめるのよ。
「……隊長…」
「なんだ。」
「ッ!?」
いつから居たのだろう…アタシの後ろに隊長が立っていた。
「隊長ッ!?なんでッ…」
「お前…勝手にどっか行くなよ…心配すんだろ…」
そう言って、隊長はアタシの隣に座った。
「隊長ッ…アタシ…ごめんなさい…雛森に勝手な事言って泣かせてしまって…」
隊長は不思議そうに首を傾げた。
「…嬉しかったぜ?…お前は、俺の事を思って言ってくれたんだろ?」
「それでもッ…」
「…お前は…なんで自分のために泣かないんだ?泣きたい時は泣けばいい。」

「………ッ…ふ…隊長ッ……隊長は……アタシを…置い…て…いかないでッ……」
「…馬鹿野郎……んな事あるわけねーだろ…俺は、お前の悲しむ事は絶対にしねぇ。約束だ…」
隊長はアタシを抱き締めてくれた。隊長の体は暖かくて、安心した。



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