BLEACH～日乱＋？～


「隊長、一休みしましょう。」
松本が俺の机にお茶を置き言った。
「あぁ……」
「ヤッタ!じゃあ、お饅頭もってきますね。」
そう言い、松本は嬉しそうに出ていった。




暫くｿﾌｧｰで饅頭を食べていると、突然松本が口を開いた。
「隊長…最近、隊員達の間で噂になってるんですけど…十番隊に夜幽霊が出るらしいですよ。」
「ﾊｧ!?幽霊?…んなもんいるわけねぇだろ…。」
俺は、呆れたように言った。
「でも…見たって人もいるんですよ!?髪の長い…「女か…」男です。」
「………」
「で、お饅頭とかが入っている棚の前に立っているらしいんですよ。」
…どんな幽霊だよ……そう思ったがあえて口には出さず、詳しく話を聞く事にした。
「……で。なにか、被害はあるのか？」
「いいえ｡ただ、棚の中をあさっているだけなんですって。」
「……意味分かんねぇ。」
棚をあさるって………
「……それ、本当に幽霊か?」
「さぁ…?ｱﾀｼは見たことありませんし…」
………………………
俺の頭に一人の男が浮かんだ。
「…アイツか。行くぞ、松本。」
「えｯ!?どこ行くんですかぁ？」