KINGDOMHEART〜欄外妄想

ソラたちが来る前の事…
機関員たちはリンゴ一個でも少しなら平気だったが、デミックスだけは食べても食べても我慢できなかった。しまいには、種以外ならどんなに固くても食べていた。ソラが言った何気ない一言がデミックスの胃を刺激したようだった。
デミックス
「うまいもんって、どんなもんがあるんだ？」
ソラ＼r
「そりゃいろんなもんがいっぱいあるよ。ハンバーグにステーキ、オムライスとか…巨大プリンなんかも作れるんだぞ」
デミックス
「う〜〜、食べたいー。
でも裏切り者だし……
でもひさしぶりにプリンも食べたいし…」
ソラ＼r
「協力してくれるんなら、何でも好きなもんいっぱい食えるぞ。それに……地上に戻ったらまたシタールがひけるかもな」
デミックス
「え、まじで!?
ってゆうか、何でシタールって知ってんだよ!?」
ソラ＼r
「わかんない。多分ロクサスかな…？」
デミックス
「ああー。うーん………、よし、決めた」
ソラ＼r
「どうする？」
デミックス
「俺、協力する。
そのかわり、腹一杯食わせろよ」
ソラ＼r
「了解！」
王様
「じゃあ、鎖をはずそう。ソラ、キーブレードを出して。首の鎖に鍵穴があるはずだ」