涼宮ハルヒの進級?(SOS団とは別のお話)(エスカルゴンさん作) - 6 | ケステーズ - 二次小説・SS投稿

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涼宮ハルヒの進級?(SOS団とは別のお話)

授業開始の直前に教室に滑り込んだのだが、弁当箱が出しっぱなしだった。しまった!ぬかったぁ!うがぁ!無情にも、担任が教室に入ってくる。慌てて教科書を出そうとして、鞄に手を突っ込んだ。ん?空?鞄を膝の上に置き、中を覗く。やはり空だ。あ、まだ教科書を貰ってなかった。焦ったぁ〜。今になって、机が元に戻ってるのに気付いて机を戻してくれた誰かに感謝しつつ、鞄を床に戻した。           そして、弁当箱をしまうのを忘れてるのに気付いて、再び鞄を膝の上に置き、弁当箱をしまって、再び鞄を床に置いた。我ながら見事なバカっぷりだ。この時間で、教科書が配られるらしい。早速、明日から授業が始まるらしい。学校で迷った俺にしてみれば、自分の教室以外で行なう授業が俺に恐怖を与える。コワっ。この時間の授業が終わったら、一年は下校らしい。嬉しいかぎりだ。愛しのクラスメート達が荷物をまとめてゾロゾロと教室を後にする。さて、俺も便乗するかな。          「いっしょに帰ろうぜ」 もちろんだよ石塚。一人じゃ降りる駅間違えかねないからな。        「喜んで」       帰ろう。鞄を肩に掛けて教室を出る。

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