特捜戦隊デカレンジャー(#05)(SAFAIAさん作) - 2 | ケステーズ - 二次小説・SS投稿

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特捜戦隊デカレンジャー(#019)

「たすけて…くれ…うっ!」
アブレラの部屋に一人の男がこちらへ向かってよろ?と歩いてきた。倒れそうになったところをシルラとサキュバスが受け止める。
「しっかりしておくれよ、一体何があったんだい?」
「可愛そうに…こんなに傷だらけで…。」
アブレラがゆっくり喋り出した。
「二人とも、生命維持装置を用意してやってくれ、頼む。」 アブレラの要望に応え、二人は彼を装置内に寝かせた。

その頃、美波たちは、白鳥スワンの開発した最新鋭マシン「デカモビル」のジョイント訓練に励んでいた。
「いくわよ、ヴァルス、ドッキングウェイ!」
美波は、ヴァルスの翼部分を折り畳ませると、シートの横のスイッチをいじり、機体を高速スピンさせながら進ませた。だんだん速くなる機体。遂に時速800?を超え、RSコンピューターが作動。自動的にバリアが張られた。デカバイザーの後部が開き勢いよく中に入る。熱のせいで少し蒸気が出ていた。
麗香の乗るデカランチャー、拓也の乗るデカラグナス、優の乗るデカバルスも順調に変形を進めていた。
「特捜合体!」
麗香の合図により、指定の場所を探してそれぞれ動き回る4機。やがて、デカランチャーが腕部分、デカラグナスが胴体部分、デカバルスが足部分、デカバイザーが頭部分を構成したデカモビルロボが誕生した。
「やったじゃない、上出来よ。」
喜ぶスワン。
「この機体は『デカマシン』(放映時に出てきた機体)よりも高性能だからな、一定時間透明にできる機能もついている、これで高性能化した怪重機にも対応できるぞ。」
ドギーも感心顔である。

その頃、アブレラの商売敵であるブラストは、悔しそうにモニターを見つめていた。
「アイツ…まだ生きていたのね、これで終わったとは言わせないわよ。」

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